PC 幻想少女大戦永 レビュー


     

        
         涙腺ガバガバおじさんに必中直撃ィ!




※以下ネタバレ要素を含むので注意してください。
関連動画
 
良い点
クローン元ゲームの好いとこ取りに成功している-システム
  例えば基本となる戦闘システム、戦闘演出や精神コマンドは勿論のこと
  各強化システム、アイテム装備、戦闘演出のスキップや早送り等抜かりない。
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  更に今作からはツインユニットシステム導入により、使用できるキャラクター数が増加した。

原作を意識した独自のシステム-システム
  本シリーズでは独自のシステムとして、原作からの弾幕システムとスペルカードシステム。
  更にオリジナルの嫁システムというものがある。
 
弾幕やスペルカードは敵側が有利になるシステムなので
  プレイヤー側としては気持ち良くプレイすることはできないものの
  東方らしさが出ているし欠かせないシステムとも言えるだろう。
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  嫁システムのポイントはクローン元でいう熟練度ポイントを使って
  お気に入りキャラクターの強化値を底上げさせるというシステムになっていて
  ポイントを獲得することに意味を持たせるようになっている。

ライブラリーではあらゆるゲーム内情報が閲覧できる-システム
  キャラクター辞典、音楽、スペカ取得表、シナリオチャート、中断メッセージ、用語集等
  御馴染みのものから細かいところまで閲覧できる便利なものとなっている。
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  特にキャラクター辞典と用語集のその細かさには圧巻。

シリーズを重ねるごとに向上するグラフィック-2Dグラフィック
 
ドットの密度は高くないものの、キャラクターやキャラクターのフェイス画等良く出来ている。
  また、前作から登場している一部キャラクターのドットを打ち直しており
  グラフィックだけではなく戦闘アニメのクオリティも向上している。

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  強力な必殺技時に入るカットインはアニメのようなデザインをしており
  クオリティが高く戦闘を盛り上げるのに貢献している。

マップのグラフィックやADVパートの背景も負けず劣らずのクオリティ-2Dグラフィック
 
ステージのマップグラフィックも密度は高くないが良く作りこまれている。
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  ADVパートの背景も美麗でクオリティが高い。

クローン元ゲーム経験者なら違和感無く即プレイできる操作性-操作性
 
クローン元ゲームのボタン配置そのままなので
  クローン元のシリーズ経験者なら違和感無く初見でも快適にプレイすることができる。
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  元々快適にプレイできるボタン配置(PSコントローラのボタン配置に合わせた場合)なので
  慣れればクローン元シリーズ未経験者でも問題無く快適にプレイできる。


多彩なキャラクターとの絡みが見れる-ストーリー
 
原作である東方永夜抄を軸に
  クローン元であるストーリー構成のやり方(本来ありえないキャラとの絡み等)が面白い。
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  基本的には原作で起こる異変を複数で解決するという形になっている。


シリーズ最大のテキスト量、そして感動的なストーリー-ストーリー
 
話数としては前作から2話ほどしか増えていないが、その分1話1話の内容が濃くなっている。
  今作では絶体絶命の危機から救われるといった展開が多い。
  個人的にはそういった展開に弱く、目が潤んでしまうことが多々有った。
  前々作から引っ張っていたスカーレット姉妹のわだかまりが解決する話も感動的。
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  個人的には各主人公のパワーアップ回が熱く感動的であり
  特に魔理沙ルートのパワーアップ回が今作でのベスト。

様々なジャンルのアレンジによる優良曲の数々-サウンド
 
原作が元々優良曲揃いなので、原曲のアレンジが揃う今作も自ずと優良曲揃いとなるが
  アレンジによる良し悪しは多少有る。
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  各キャラクター毎に専用BGMが用意されており曲数は相当なもの。
  更に一部必殺技専用の曲や、特殊イベント専用の曲等も用意している徹底ぶり。


約60名を超えるプレイアブルキャラクター-キャラクター
 
そもそも原作からしてキャラクター数は物凄いのだが
  今作は約60名を超えるキャラクターをプレイアブル化することに成功している。
  また、そのどれもが美少女キャラクターであるので、そういったジャンルが好きな人にはたまらないだろう。
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  ツインユニットシステムが導入されたとはいえ
  コスト制限があるので出撃できるユニットは限られ、やはり迷いに迷う。
  個人的には霊夢ルートと魔理沙ルートで出撃できるユニットを完全に分けた方が
  また別の面白さがあるんじゃないかと思ったりしなくもない。

クローン元との見事な融合-デザイン
 
UI周りは基本的にクローン元のデザインが強く出ていて
  クローン元ゲーム経験者なら馴染み深く違和感を感じない。
  未経験者でもシンプルで見やすいデザインになっていると思われる。
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  各ドット絵、イラスト等は原作再現ではないものの
  万人に受け入れられやすい高クオリティなデザインとなっている。

細かく設定できるコンフィグ-オプション
 
音量調整からキーコンフィグまで大体必要なものは揃っている。
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  BGM設定ではかなり細かくゲーム中に流れるBGMを設定することができる。
  個人的には手間がかかりそうなので変更することなくプレイしたが
 
終盤は戦闘が長引く且つ固定BGMのステージが出てくるので、気分転換に変更しても良いかもしれない。
悪い点
ソフトリセット地獄と化す高難易度-システム
 
高難易度ではソフトリセット無しではクリアは難しく
  スペルカードやWP獲得を目的とするならば、ソフトリセットは必須と言っても過言ではない。
  何度もソフトリセットを使うのでテンポは悪く、モチベーションが下がる。
  また、高難易度だからといって、高難易度用の戦闘が有利になるボーナス等は一切無く
  むしろ獲得点数(資金)が減るというモチベーションが下がる仕様となっている。
  難易度Lunaticに関しては全く面白味が無くソフトリセット地獄と化すので
  説明文に書いてある通りまさに奇特な人向けとなっている。
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  難易度LunaticでのスペルカードやWP獲得を目的とするならば
  ゲームを開始する前に綿密な戦略を立てる必要が有り
  その場凌ぎの攻略では段々と無理が生じ、いずれどうあがいても獲得不可能な状況に陥る場合がある。
  最悪の場合は前作、前々作から見直さなければならない。


周回するメリットを感じない周回プレイ-システム
  周回プレイはかなり制限が設けられており、プレイするモチベーションは上がらない。
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  個人的には周回プレイで引き継いだ上で高難易度に挑むというのが醍醐味だと思うのだが・・・

ADVパートでは既読スキップが欲しい-システム
  2週目で別主人公ルートをプレイする際、共通ルート部分は各主人公共同じ内容なので
  大体の人はスキップすることになると思われるが
  本シリーズには既読スキップ機能は無いので、手動でスキップするしかないことに手間とストレスを感じる。
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  何故手間とストレスを感じるかというと、共通ルートでもちょっとした台詞の変化がある場合があるからで
  手動スキップではそれを見逃してしまう場合があり
  スキップ中でも常に気を配らなければならないからである。
  そういった細かい部分が気になる人に既読スキップ機能は是非搭載してほしいところである。


月編にストレス-ストーリー
  今作の中盤に位置する月編は個人的にはつまらない・・・というよりはストレスを感じた。
  月編に入る前は各主人公のパワーアップを経て
  永夜異変も解決しテンションも最高潮といったところだったが
  いざ月編に入ってみると、圧倒的な敵戦力を前に追われては逃亡しての繰り返しで
  せっかくのパワーアップは何だったのかと思わざるを得ない。
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  仰々しい装いで月に向かったはいいが、月編自体は約4話と短くその結末も少々煮え切らない。
  (EDではすっきりとした落ちが付いている。)

話数に対して主人公専用ルートが少ない-ストーリー
  前作、前々作は話数合計24に対して各主人公専用ルートの話数は合計10だったが
  今作は話数合計25に対して各主人公専用ルートの話数は合計8となっている。
  また、各主人公専用ルートは序盤に展開するので
  2週目で別主人公をプレイしたとして専用ルートは序盤で終了し
  残りは全て共通ルートとなるので、ストーリーは見ずに戦闘をこなしていくだけの作業と化す。
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  ちなみにEDも特に変化は見られなかった。

この手のゲームにボイス無しは致命的-サウンド
 
ストーリーパートはテンポに関わるのでボイスは無くても構わないが
  戦闘パートはやはりボイスが欲しかった。
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  多数キャラクターが存在するだけでなく
  キャラクター毎に専用台詞が用意されていたりするので難しいとは思うが。


1話で終わってしまうさとり戦-デザイン
  原作である東方地霊殿でのボスキャラクターで、今作終盤での根幹に大きく関わる古明地さとりだが
  実際に戦うのは第53話のみであり不完全燃焼感が否めない。
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  また、さとりの武器はテリブルスーブニール以外他キャラクターの武器を模倣したものであり
  さとり独自の武器は1つしかない。今作の敵メインキャラクターにしては不遇されている。
各評価(5段階)

総合点  -/10
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プレイ時間 約80時間以上150時間未満
  レビュー対象ゲームバージョン1.1.2

ゲームレビューについて
※グラフィックは発売年での評価です。
余談
  前作同様OSはWindows7でプレイ。やはりWindows7には正式に対応していないが
  前作、前々作に比べ戦闘前のロードや
  ゲームウィンドウがずれたりするバグ?の頻度等大分改善したように感じた。
  とはいえ、一応未対応のOSでプレイしたということで
  今回も快適さは評価に含めず、総合点も対象外とした。
  次回作である幻想少女大戦夢ではさすがに完全対応すると思うが・・・
  できればゲーム画面サイズ16:9にも対応してほしいところだが
  体験版時点で4:3だったので16:9には対応しないだろう・・・
 
  各主人公専用ルートは少ないものの1話1話の内容が濃く
  熱い展開や感動する展開が多かったりと、ストーリー面でもかなり楽しめるようになっている。
  また、ストーリーのみに限らず、システム面やその他の面でもかなり極まってきている。
  しかし、高難易度における難しさは上昇する一方で、今作の難易度Lunaticは妥協に次ぐ妥協で
  獲得できないと思ったスペルカードやボーナスWPは諦めて、半ば強引に終わらせた・・・
  ボリュームの多さや、専用ルートの少なさから2週目序盤で完全に飽きてしまったのが一因であり
  楽しみたいというよりさっさと終わらせたいという感情の方が勝ってしまった。残念ながら。
  勿論楽しめないのは高難易度(のスペルカード獲得、ボーナスWP獲得を目的に含むプレイ)のみで
  それ以下の難易度では問題無く楽しめると思われる。

  正直今回の難易度Lunaticでかなり懲りた感は否めない。
  しかし、ここまでプレイして最後(幻想少女大戦夢)を見届けないわけにもいかない・・・
  続きをプレイしたい
  けどLunaticはやりたくないというジレンマを抱えて生きていかねばならないのだ______






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